2008-08-18

娘の鍵盤練習

何回か書いているかもしれないけれど、ある練習曲を境に、娘は鍵盤の練習が大好きになった。
彼女はとてもマイペースなので、わたしはハラハラしながら付き添って来た様なところがある。もしかすると向いていないのじゃないか?あまり興味が無い事に無理に連れていっているのではないか?と悩んだ時期もあったけれど、娘は一貫して「ううん。好きだよ。続けたいの」(これには正直、驚きました!)
他の子たちがすらすら弾けて自分はつかえながらゆっくりでも、あまり気にしないで飄々としていた(こういうとき、母としては悔しがって泣きながら頑張るお子さんがちと羨ましかったり・・)。
どうやって練習に誘えばよいのか困っていたのだけれど、あるとき楽譜の余白に描かれた絵が気に入って(曲を気に入ってじゃないところがミソ?)、その曲を弾きたいと強く思った事がきっかけとなり、やっと練習するように・・。
これは、母も嬉しいながらかなり忍耐、ちょうどステップアップ時でその頃の娘レベルとしては難しい曲でもあり、今までマイペースでやってきた娘に教えること自体も暗中模索で頭を抱え大変だったなぁ。
けれどもこの時期に自分にとって難しい曲でも練習すれば弾ける様になることを学んだのは大きいと思うし、同時に弾く楽しさも自然と身に付いたのは感謝(とはいえ、「マイペース&飄々」は相変わらず/汗)。
以後、練習は言われなくても自分からそれなり(あくまで「それなり」です)に進んでし、鍵盤で勝手に即興したり作曲もどきをしたりと、よく遊ぶ様にもなった。

先日「○○ちゃんは、自分で移調も出来るんですって」というと
「移調ってなぁに?」
「調を変える事よ、ほら、先生も同じ曲でよく弾いて下さって、これは何調?って質問するでしょう?」
「それ、わたしも出来るよ」
「え?」
「前からやってるよ〜。自分で遊んで弾くの、ほら」と弾きだす娘。(注:幼児向けの簡単で短い練習曲です)
あ、本当だ!そういえば、やっていたっけ・・。
「自分でいつもと違う伴奏もつけられるよ」
「え?そうなの?」
「ほら」と鍵盤もみず私の顔をみながら弾きだす娘。
「自分で考えたの?」
「うん!^^」
「それとねー、こういうのも出来るよ。これは、あそこの踏切」
「でね、こっちは、あそこの踏切」ふむ、確かに地域や線によって踏切の警報機の音って違う。
「これがクイズの正解のときの音」といってどんどん弾きだす・・

う・・、知らない間に成長してるんだなぁ。
この分野ではもう私はこの子に負けているかも/汗(注:こう書いてあっても全体から見るとレベル的にはかなり低いのでございます)

親バカエントリーですみません。
出来の悪い子ほど可愛ってことで、お赦し下さいませー!

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