2009-01-16

母袋夏生さん(『ユダヤ式家庭教育』の翻訳者)のインタビュー記事を発見!

今、興味深く読んでいる、『ユダヤ式家庭教育』の翻訳者/母袋夏生さんインタビューを見つけたのでmemo!
なんと「やまねこ翻訳クラブ」の資料室とは!うれしい驚きでした♪児童文学を主に翻訳していらっしゃる方なんですねぇ。
ヘブル大への留学のいきさつなども、興味深く読ませて頂きました。

やまねこ翻訳クラブ 資料室
母袋夏生さんインタビュー:『月刊児童文学翻訳』2000年11月号よりノーカット版


Q★どのようにして、翻訳のお仕事の場を広げていかれたのですか。

A☆いろいろな出版社に持ち込みました(気後れする質なので訳稿に手紙を添えて送るほうが多かったです)が、単行本の企画はなかなか実現しませんでした。最初の仕事は、1989年に雑誌『暮らしの手帖』に2回にわたって掲載された『一夜の宿を』(マーニャ・ハレーヴィ作)という短編です。雑誌というメディアの性質上、幅広い読者のかたに読んでいただけたのは幸いでした。
 初めての単行本は、1990年にミルトスから出た『ユダヤ式家庭教育』です。これは持ち込みでなく、私が書いた書評を読んだ編集者からの依頼でした。「家庭教育の本なので訳者は女性を」と判断されてのことでしたが、男性か女性か判別不能な名前なので、私のことを調べてから連絡くださったようです(笑)。
 翌年には、イスラエル留学中に知ったデボラ・オメルの『ベン・イェフダ家に生まれて』が福武書店(現ベネッセ)から出ました。いつか必ず日本に紹介したいと思い続けていた作品でしたので、飛び上がるほど嬉しかったです。「文庫で」とのお話で、文庫だと読者層も広いだろうと、これも嬉しかったです。まず、イスラエルのこと、ユダヤ人やパレスチナ人のことを知ってほしいという望みが強かったですね。(太字は鹿子による)


続きはリンク先でご覧ください。

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