2009-01-25

そっか!新日曜美術館でニコ・ピロスマニのことを放送したんですねぇ


さっき帰ってきて、ふとアク解をみると夕べから今日にかけて、「青春のロシア・アヴァンギャルド」 :Bunkamuraミュージアムという過去記事へのアクセスが多くてビックリ(多いっていってもアタシのblogですからたかが知れているのですが/汗)

で、もしやと思い、NHKサイトに行ってみると・・。
新日曜美術館「絵筆とワイン、そして誇りグルジアの愛した画家ピロスマニ」
という放送があったようです(ピロスマニは、加藤登紀子さんの「百万本のバラ」という歌のモデルといわれている画家です)。この番組、放送は日曜の朝ということもあり時間的に見ること
ができないので夜に見ることが多いのですが、最近忙しくてチェックしていなかったので助かりました^^blog様々ですねー。
はらだたけひで氏も出演なさるのですね!
氏はニコ・ピロスマニの絵本「大きな木の家—わたしのニコ・ピロスマニ」(大人向け絵本ですかね)を描いていらっしゃるのです。ミュージアムショップで拝見しとても気に入りまして、さんざん悩んだあげく買わずに帰ってきてしまい・・やや後悔している鹿ちゃん(ーー;
聖フランシスコの絵本も書いていらして、それもとても素敵です(これは持っているのですが)。

夜の放送を見終わっての感想&memo
グルジア正教:グルジアはアルメニアに次いで2番目にキリスト教を国教とした国。ピロスマニは信仰深かったそうだ。教会の前、右手で地べたに額をすりつけんばかりに祈っていた子どもの絵が印象的。あれはピロスマニ自信だとの発言があるらしい。

イースターの絵:ロシア統治時代の70年間禁止されていたキリスト教の記念行事を絵画化。赤い卵が印象的、確か、主のご復活のすぐ後にマグダラのマリアが卵を赤く染めたのがイースターエッグの始まりだったような。

「白」:遊女に掛けた白いローブ(シーツ?)は、モデルの女性を聖なるもので包んであげたかった様。マルガリータの真っ白な体、衣装も白。
私的には、シロクマの絵で、森にシロクマがいるということも、この「白」になんだか繋がる気がした。

ピカソ:「私の絵をグルジアに飾る必要は無い、グルジアにはピロスマニがいるから」

グルジアではパンが買えるくらいの金額のお札の絵になっているそう。絵にあるまっすぐな目線は、グルジア人の特徴(「人の目をまっすぐに見て話す(&聞く:コミュニケーション一般)」ことを強く教えられる)
等など・・
ビデオに撮れば良かったかな・・(でも、ビデオに撮っても結局見ないんですよね/苦笑)




埼玉県立近代美術館で
2月7日〜3月22日まで「青春のロシア・アヴァンギャルド」展があるんですね。(Bunkamuraのと同じ展示内容なのかしら・・)

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