2009-11-19

携帯メールしておいて読む:教会と(自助)グループを考える | おふぃす・ふじかけ(blog)

また、藤掛先生のblogですが、興味深い記事を昨日発見。今日の通勤空き時間にこれを読んでおきたいなぁと思いメモ。

教会と(自助)グループを考える | おふぃす・ふじかけ(blog)
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(ⅰ)第一のハードル 〜 二重関係性の問題

 自助グループでは、匿名性と守秘義務を基本としている。だから短期間で、深いグループ体験が生じる。通常、グループで出会った人とは、グループ外では会わない。連絡先も知ることができない。グループによっては、実名も知ることができない。カウンセリングでは、二重関係性の禁止という言葉がある。

 もし、この枠をはずしてしまうと、非常な混乱が起きる。グループ・メンバーが、グループ外でも会うと、たとえば、秘密を知っていることで権威や主従関係が生じたり、たとえば、濃密なグループ内の関係性を体験したことで、擬似的な親しさや敵対心が生じたり、深刻な悪影響が生じてしまう。
 
 さて、こうした事柄を考えると、日本において、ひとつの教会のなかで、自助グループを始めるとき、この二重関係性の問題のハードルが高いことに思い至る。グループで関わった人が、他の教会生活場面では、友人・知人として関わる。あきらかに二重関係になる。

 この二重関係性をうまく超えることができるのは、いろいろな事例があるはずだが、すぐに思いつくのは、たとえば次のような展開や状況だ。・・・・

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