2008-04-07

橋下知事、人間国宝・竹本住大夫さんと対面、恐縮
この記事、なんだか目についてクリック。興味は記事の内容と言うよりも、竹本住大夫(83)さん。
以前、NHKの何かの番組で、文楽について熱く語っておられた竹本住大夫さんが忘れられない。とにかく好きで好きでたまらないから、いろいろなことに耐えてこの道に入った・・略していえばこういうことを話されていたのだが、その「好きで好きで」と若々しく語っているところに、とても引きつけられた。何故か魂レベルで、もの凄く共鳴したのである。

竹本さんは、文楽の方だが、私は中高生のころから歌舞伎が好きで、TV中継・放映などはよく見た。
あるとき、何故、私は歌舞伎が好きなのかを思い巡らせてみたことがあったのだが、どうも歌舞伎の演目そのものよりも、それは「目的を持って生きてきた人達」の魅力にあるようだった。梨園と呼ばれる世襲制の世界、幼い頃から自分の行くべき道を知って育てられた人々。彼らの醸し出す独特の落ち着きある雰囲気。実は私はこういったところに、無性に憧れたようなのだ(ちょっと詳細をはしょり過ぎかな・・、まぁメモということでお許し下さい)。

収まるべきところへ収まりたい思い。
とっても付けたように思われるかも知れないが、やはり空洞を埋めたい思いがあったのだとも思う。

収まるべきところに収まることができたのを感謝しよう。
心からの深い安息に感謝しよう。
そして、それを与えて下さった方を感謝し、その為にこそ働こう。

竹本さんのように、いつまでも熱くいたい。熱くいたい。

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