2008-04-04

三浦綾子作品、最後の単行本化:したきりすずめのクリスマス


三浦綾子作品:最後の単行本化、今夏、チアにっぽんから刊行予定です。

三浦文学の神髄を誰にでもわかる「舌切り雀」をベースに童話化!人間はいかに生きるべきか、どきりとするエンディング・渾身の一作とのこと。

三浦綾子全集(主婦の友社刊行)にはタイトル作品として収蔵されているのに、(約90作品の中で唯一)単行本化されていなかった幻の作品。

絵はみなみななみさん、アーデン・ルイスさんによる英文付きで、定価1470円(税込み)
あとがきは、ご主人の三浦光世さん、推薦の言葉は星野富弘さん。

「心にしみとおる物語を幼い魂に」 三浦綾子
・・わたしはやはり、もっともっとこどもたちによい童話を与えてやりたい。特に心にしみとおる物語を幼い魂に与えてやりたい。
よく「時代が違う」とか「いまのこどもたちはそんなものは好まない」などと聞くのだが、こどもたちの魂は大人が考えているより、はるかに柔らかく、みずみずしく美しい事を吸収できるものなのだ・・


以上、チア・コンベンションパンフレットより

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