2012-07-09

タカ牧師のブログ記事から: 佐藤優「キリスト教神学概論」

How God Became King 読書会のタカ牧師こと小島崇先生がblogで1回と2回目に触れていらっしゃいました。
大和郷にある教会: 佐藤優「キリスト教神学概論」
2011年3月のエントリーですね。以下に、半分くらいをご紹介。ふむふむ・・その後は続いていないようでした。
名前は聞いたことがあるが雑誌や本での佐藤の言論を読んだことはない。
ちょっとネタ探しをしている所で、たまたまネット上で読める「キリスト教概論」なるものを見つけた。で、読んでみた。マス・メディアは彼のことを結構面白い表現で持ち上げているのでさぞかし鋭い分析が読めると思ったら当てが外れた。
ただ、忙しい中殆んど走り書きのようにして書いた「概論」なのではないかと思う。余り内容を期待せず、「キリスト教神学」に関する彼自身のメモ程度と捉えておいた方が失望は少なくなるのではないか。
著者略歴では
となっている。同志社神学部のことは余り知らないが、書いてあることを読むとやはり同志社の神学的伝統を汲んでいるのだろうな、と推測する。
失礼ながら、余り本格的に内容を吟味する気はないので、適当にジャブを入れてみたい。
第1回 「神の場所(1)-はじめに」(ページサイト)
欧米諸国に関しては世俗化は進んでいると言える。しかし問題はその定義だ。彼の「世俗化」の定義は啓蒙主義、科学主義に影響された近代史観による単純な図式だ。
ヨーロッパが脱・キリスト教文明時代に突入していることは明らかだが、スピリチュアリティー(霊性)も含めたポストモダンの宗教の在りようはそう単純ではない。(Charles Taylor, A Secular Ageの分析を読むことをお勧めする。)
旧約聖書続編は、筆者が神学生の頃は「中間時代の神学」のような名称のコースで勉強したものだ。現在は先日もポストした「第二神殿期ユダヤ教」資料として(正典に入れないプロテスタントのキリスト者には)重要である。
(以下略・・リンク先でお読みください)

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